国内女子ツアー「フジサンケイレディス」2日目(24日、静岡・川奈ホテルGC富士C=パー71)、65で回った山下美夢有(19=加賀電子)が通算9アンダーで単独首位に立ち、初優勝からの2週連続Vに王手をかけた。
安定したショットに加え、パッティングも好調。10番、18番と14メートルのロングパットを沈めて、バーディーを量産した。
「高麗グリーンで芽があるので難しいけど、今日はしっかり打てていたと思います」。ボギーは前半の1つだけだった。
今週は弟の勝将(18=近畿大1年)が男子ツアーの「関西オープン」に出場。ツアー初出場ながら3日目を終えて5アンダーの21位と健闘している。
「毎日連絡をとって、今日はどうだったとか、明日も頑張ろうという話をしています。私も負けないように頑張ろうと思います」。
10代での2週連続Vは過去に宮里藍(35=サントリー)、畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)、そして同い年の笹生優花(19=ICTSI)の3人だけ。オフは毎日のように一緒に練習するという仲のいい弟と刺激を与え合い、快挙へと突き進む。