ロンブー淳、記者会見で尾身会長を頼る菅首相について「助けを求める首相を見たくない」と批判

24日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、前日、4都府県に発出した3度目の緊急事態宣言に関する記者会見で、菅義偉首相が、尾身茂新型コロナウイルス感染症対策分科会長を同席させたことに対して疑問を語った。

番組では、新型コロナウイルス感染拡大対策のため、3度目の緊急事態宣言が発令されるということでその話題について話していた。

淳は既に、Twitterで「菅総理には江川紹子さんの質問にきちんと正面から答えて欲しかったなぁ…」と、フリージャーナリストの江川紹子氏が、オリンピックが開催できるかどうかの具体的な基準を訪ねたが、菅首相がその質問をはぐらかしたことについて苦言を呈していた。

そのことに関連し、会見に同席した尾身会長の話題となり淳は「俺、尾身さん隣に呼ばなくていいような気がするんですが」とコメント。「どうしても専門の、ウイルスに関するものは尾身さんが答えるべきなんだけども、尾身さんの方が立派に解答しているように見えちゃうんですよね」と首相より目立っていたと感想を語った。

尾身会長は感染症の専門家ではあるが、淳は逆にそのことが会見では良くないと思ったようで「一国の首相が、尾身さんよりも説得力ないように映っちゃうのって、僕はビジュアル的にも広報担当として失敗してると思うんですよね。だってあんだけチラチラ尾身会長に助けを求める首相を見たくないのよ」と持論を語った。

淳は菅首相と尾身会長の受け答えの違いを「尾身さんは質問をきちんと、端的にまとめて、『こういう質問ですよね?』って言ってわかりやすくしてくれるんです。でも、菅さんのは煙にまくのが最初から発動しちゃってるから(笑)」と指摘。「安倍(晋三)首相だったら。前総理だったら置いていないと思うんですよね。自分の言葉で、自己顕示欲とかその辺も(あるから)。パフォーマンスも当然込みじゃないと、強いメッセージとしては伝わってこないですよね」と安倍前首相だったら、違う会見になっていたのではと話したのだった。

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