キャンプ、カヤック、ワーケーション、バイクツーリング。アウトドア歴40年になった僕には、旅の目的は違っても、いつもお供に持って行くいつの間にか手放せなくなった共通のアイテムがいくつかあります。今回は、僕にとってのアウトドアでは欠かせないアイテム達を紹介したいと思います。
アウトドア歴40年のキャンプライターが選ぶ旅のお供として欠かせないアイテム10選
アウトドア歴40年。キャンプ、カヤック、ワーケーション、バイクツーリングなど様々なスタイルで旅にでかけることがよくあります。旅の目的は違っても、いつもお供に持って行く、いつの間にか手放せなくなった共通のアイテムがいくつかあります。
今回ご紹介するのは、僕にとってのアウトドアでは欠かせないアイテム10選。
ぜひ参考にしてくださいね。
【1】豊かな時間を作り出してくれるコーヒーセット
アウトドアシーンでホッと一息つくとき、どうしても欲しくなるのが旨いコーヒーです。
手に馴染んだ、真鍮製のザッセンハウスのハバナにお気に入りの豆を入れて、ゴリゴリとハンドルを回す。まさに至福の時間です。
香りの立った細挽をエスプレッソメーカービアレッティに押し入れ火にかけると、辺り一面にコーヒーの香りが立ち込めます。
この一連の儀式めいた時間が、旅をより豊かにしてくれます。
▼こちらの記事では僕が愛用しているこだわりのコーヒーアイテムを紹介しています▼
【2】様々な用途で使えるカラビナがあればとっても便利!
仕事柄、計測機器を背負って崖を登ったり降りたりする必要があるので、クライミング道具は必需品なのですが、その中でもカラビナは様々な用途に使える道具として常備しています。
犬のリードを繋いでおく時や、カヤックで荷物を止めておく時、ちょっと荷物を束ねたいとき、ランタンをひっけかておきたい時など色々な所で使えるので、車の中や腰にいつも何本かぶら下げています。
一言にカラビナと言っても、ちょっと物を引っ掛けておくものから、命を預けるクライミング用のものまで、その用途や形はさまざま。
強度やロックの仕方などをしっかり確認して、目的にあったカラビナを選んでください。
【3】小さく畳めて大容量のスタッフバッグはなんでも入れられて便利!
車に常備しているものの中でも、いざと言う時に一番頼りになるのがこのスタッフバッグです。
濡らしたくない衣類やシュラフ等を入れておけば、雨が降っていても濡れる心配はなく、逆に濡れてしまった物を入れておけば、車の中や他の物を汚してしまう心配がありません。
このスタッフバッグは非常に軽く、薄くて丈夫な生地でできていて、小さなサイズから大きなサイズまでバリエーションに富んでいます。
僕はモンベルとBAILSSの10L、15L、20L、80Lを持っていますが、よく使うのは10Lと15Lです。
【4】キャンピングカーにシンデレラフィット! IGLOO(イグルー)のウォータージャグ
我が家のキャンピングカーにはギャレーが付いているので、水道の蛇口をひねれば水が出るのですが、使うことはほとんどありません。その理由はこれ!
使い勝手の良い『IGLOO』のウォータージャグがあるからです。
本体は安定感のあるプラスチック製なので、車内でも外でも場所を選ばず使用できて便利!
旅先で名水があれば、湧き水をこのウォータージャグに汲んで使用しています。
【5】Bluetoothスピーカーでカフェ気分
車内でくつろいでいるときも、キャンプ場にいるときも、ヤカックで水の上にいるときも、いつでも音楽が欠かせません。
そんな我が家にとってBluetoothスピーカーは必需品です。
写真左は、7年程前に購入したBOSEのSoundLinkMini。バッテリーが少々弱ってきてしまいましたが、外遊びに出かける時は必ず一緒に出かます。
写真右はサンワダイレクトのBluetoothスピーカーで、IPX7の防水性能がついています。水に浮くので、カヤックやSUP等、海や川などで遊ぶ時に重宝しています。
スマホと繋いでJAZZやボサノバを流せば、のんびりゆったりした空気を演出できます。
周辺に他のキャンパーさんがいるときは、音量に注意してくださいね。
【6】3つの端末を同時に充電可能! 大容量のモバイルバッテリー
僕が使っている大容量モバイルバッテリー『MobilePowerBank60000』は、一味も二味も違います。
約1.5kgと持ち歩くにはちょっと重いのですが、60000mAhの大容量で、USB端子が1Aと2.1Aの2口、DCアウトが1口ついていて、ノートPC、スマホ、タブレットと3つ同時に充電することができます。
しかも国が定めた技術基準であるPSE認証に適合した大容量モバイルバッテリーです。
このMobilePowerBank60000の優れている所はそれだけではありません。DCアウトの電圧を、9V、12V、16V、19V、20V(最大3.8A)に変えることができるので、様々な電化製品に電源を供給できるのです。
様々な変換チップが付属しているので、アダプターを使うテレビやパソコン、モニターなどに電気を供給することも可能。
これさえあれば、長旅でもパソコンやテレビなどを存分に使うことができます。
▼超大容量をお探しならこちらもおすすめです▼
【7】車中泊をさらに快適にしてくれる『レベラー』
「レベラーって何?」と思う方もたくさんいらっしゃるでしょう。
坂道や安定しない場所に駐車しなければならない時、タイヤの下に敷いて車の高さを水平に調整するものが『レベラー』です。
車中泊の際、道の駅や駐車場、キャンプ場で、少しでも傾斜があると意外と眠れないという経験はありませんか?
そんな時にレベラーが活躍してくれます。
FIAMMAの『レベラー』は、かさばらないのに4段階に調節できるので重宝します。車に常備しておいてはいかがでしょうか。
【8】コンパクトなのにすごいヤツ! テーブルセット
旅先で見つけた涼しげな清流や景色の良い野原。絶景の中で豊かな時を過ごすことができるのも旅の醍醐味です。
そんな時のために、キャンピングカーの中にはちょっとした椅子とテーブルを積んでいます。
収納するとこんなにコンパクトになるテーブルセットです。
サイズはミニマムですが、座り心地も良く、アウトドアの楽しみを広げてくれる頼もしいアイテムです。
【9】もはや必需品の小型バーナーとコッヘル
これはもう旅のお供というより必需品。バーナーとコッヘルのセットです。
バイクツーリングでも、キャンプでも、登山でも、出張の時でも、バーナーとコッヘルのセットがあれば簡単にお湯が沸かせるので、温かい飲み物や簡単な食事をすぐに用意することができます。
プリムスの153ウルトラは非常にコンパクトで軽く、その割に3600kcal/hの強い火力なのでお湯を沸かすのもあっと言う間です。
コッヘルは昔から使っている森田製作所のハードクッカーの小鍋を抜いたセットですが、今はユニフレームが同じ物を販売しています。
【10】旅の情報収集に欠かせないノートパソコン
旅の予定を立てたり、気になる店を調べたりするのに、ノートパソコンは欠かせません。
僕はキャンピングカーを使って出張やワーケーションをするので、ノマドワーカーとしてもなくてはならない存在です。
ノートパソコンとモバイルバッテリーがあって、wi-fiに繋ぐ環境さえあればどこにいても仕事ができるのは、フリーランサーの強みです。
▼キャンピングカーでワーケーションをしている筆者の記事はこちら▼
より快適なアウトドアライフを実現するために
今日は僕のアウトドアライフのお供10選をご紹介しました。
アウトドアスタイルによって必要な物に違いはあると思いますが、ひとつでも使ってみたいと思って頂ければ幸いです!
道具が無くてもアウトドアは楽しめますが、より快適に、より便利に楽しむために、持っておくと良い物があります。
皆さんも自分のスタイルに合った旅のお供を探してくださいね。
▼キャンプ歴40年の筆者が教える【キャンプの基本】シリーズもおすすめ▼