聖火リレーでめぐる47都道府県【4月25日~】宮崎県のルート&名所・観光スポット3選

東京2020オリンピックの聖火リレーは、ギリシャの首都アテネで引き継がれた聖火が47都道府県をめぐり、日本を一周します。聖火リレーのルートに沿って、日本各地の名所・観光スポットをご紹介します!

高千穂峡谷

宮崎県のルートとランナーは?

聖火リレーは20201年3月25日(木)に福島県からスタート。4月25日(日)~26日(月)は宮崎県を聖火ランナーが走ります。

●1日目(4月25日)

高千穂町の高千穂神社から、延岡市、日向市、高鍋町、西都市、宮崎市の宮崎県庁へ。

●2日目(4月26日)

宮崎市のこどものくにを出発し、日南市、串間市、三股町、都城市、小林市を経て、えびの市のグリーンパークえびのに到着します。

宮崎県を走る有名人ランナーはこちら!

●オリンピック競泳メダリスト・松田丈志さん

宮崎市を走行(4月25日)

●世界選手権陸上大会金メダリスト・谷口浩美さん

日南市(4月26日)

●シドニーオリンピック柔道金メダリスト・井上康生さん

えびの市を走行(4月26日)

見どころ・高千穂神社

およそ1900年前に創建された高千穂神社は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と、その妻・木花開耶姫 (このはなのさくやびめ)を祀ります。夫婦円満、縁結びのご利益があるといわれ、恋愛成就・良縁のパワースポットとしても知られています。境内には根本が1つになった2本の杉の木「夫婦杉(めおとすぎ)」があり、カップルで手をつないで3周すると幸せになるといわれています。

高千穂には夜通し舞う奉納踊り「夜神楽」が伝承され、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。33番まである夜神楽のうち、代表的な4つの神楽を高千穂神社で毎晩20時から披露。神話が息づく高千穂の神秘的な世界を体験することができます。

見どころ・青島

日南市の海上に浮かぶ青島は、全周1.5キロメートルほどの小さな島で、対岸の陸地から橋を渡って歩いて行くことができます。島の中央には青島神社があり、島全体が境内とされている神聖な場所。亜熱帯性植物が生い茂りまさに南国といった雰囲気の中、海を望むように青島神社の社が建っています。

青島は波状の不思議な形の岩に囲まれているのも大きな特徴です。この岩は約1000万年前の地層が波によって浸食されできたとされ、まるで巨大な洗濯板のように見えることから「鬼の洗濯板」と呼ばれています。

見どころ・飫肥城下町

(C)公益財団法人宮崎県観光協会

日南市飫肥(おび)の界隈は、かつて飫肥城を中心に栄えた5万1千石の城下町。藩主伊東家の住まい「豫章館」や「松尾の丸」、飫肥藩の藩校「旧藩校振徳堂」、明治時代に外交で活躍した小村寿太郎の生家などが点在し、石垣、蔵、武家屋敷、商家など、当時の雰囲気をそのままに残す風情と情緒ある街並みが広がります。

サイクリングでの名所・旧跡めぐりや、レンタル着物で街歩きをしながら写真撮影をしたり、カフェや老舗名店に立ち寄って当地グルメを食べ歩いたりなど、楽しみ方はさまざま。「九州の小京都」とも呼ばれるしっとりと落ち着いた町で、ゆったりとした時を過ごしてみませんか。

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