24日にエディオンアリーナ大阪で行われたボクシングWBC世界ライトフライ級タイトルマッチで8度目の防衛を果たした王者の寺地拳四朗(29=BMB)が25日にオンラインで一夜明け会見を行った。
有言実行のV8だったが、1年4か月のブランク明けだっただけに「緊張もあったので疲れはどっときた。筋肉痛もきている」とこれまで以上の疲労度の濃さを明かし、また「(試合は)判断が難しいなと改めて思った。いつ(攻撃を)まとめにいくか、いかないか。(2ラウンドに)倒した後も、力みすぎた。相手を休憩させないように継続して攻めようと思っていたができなかった。被弾を恐れた部分もある」と反省が口をついた。
今後は元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏の国内最多13度の防衛記録の更新や他団体のベルト統一を口にする中「もっと試合をしたい。こういう(新型コロナウイルス禍の)状況だけど、今年中にあと2回、きりのいい10回防衛をやりたい」とすでに視線は今後に向いていた。