西武・平井 楽天戦先発も5回7失点で降板

西武・平井

西武・平井克典投手(29)が25日の楽天戦(楽天生命)に先発し5回1/3を10安打7失点で降板した。

今季から志願の先発転向を果たした平井は開幕から4戦で3試合にクオリティー・スタート(QS=6回以上を自責点3以内)と試合を作ってきた。

しかし、この試合では2回に制球の甘くなったところを楽天打線に長短6安打を集中され一挙5失点。浅村の右中間二塁打を足場に岡島、辰己、鈴木大、島内に適時打を許し、いきなりワンサイドの展開とされてしまう。
その後、なんとか立ち直り味方の援護を待った平井。西武は5回に1点、6回に栗山の適時打などで2点を返し3ー5まで詰め寄ったが、試合の流れが決まるその裏、再び平井が下位打線に一死一、二塁のピンチを作ったところで交代。2番手・佐野が二死満塁とし島内に走者一掃の適時二塁打を打たれ3ー8と突き放された。

平井は今季ワーストの6回途中7失点。防御率は1・82から3・60に下がった。

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