中国、世界最大の電波望遠鏡公開

「天眼」、外国人も利用可能

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世界最大の球面電波望遠鏡「天眼」=4月、中国貴州省平塘県(共同)

 中国貴州省平塘県にある世界最大の球面電波望遠鏡(FAST、通称「天眼」)がこのほど外国人に公開された。国外の専門家も望遠鏡による観測が可能で、天体研究の進展が期待されている。

 天眼は直径が500メートルと東京ドームの2倍以上。緑の山あいのくぼ地に銀色の巨大な「鍋」が沈む光景は壮観だ。中国科学院国家天文台が約12億元(約200億円)をかけて建設、2020年から正式運用が始まった。

 天眼は世界で最も感度が高く、中国メディアによると137億光年以上離れた宇宙からの電波信号を探知できる。天眼は3月末から利用申請の受け付けを開始。7月に審査結果を公表する。