巨人・今村は5回途中2失点で降板 Gの絶好調左腕が不完全燃焼…

ベンチでアイシングする今村

巨人の今村信貴投手(27)が25日の広島戦(東京ドーム)に先発したものの、5回途中7安打3失点でマウンドを降りた。

立ち上がりから続く悪い流れを断ち切れなかった。初回からいきなり先頭打者・菊池に初球を痛打され、左越え二塁打。二死三塁とされ、西川に右前適時打を浴びて先制点を献上する。その後も毎回走者を出し、4回にはクロンにソロを被弾し2失点目を喫した。

5回に入っても立ち直る兆しは見えず羽月に中前打、鈴木に四球を与えて無死一、二塁としたところでベンチから交代を告げられた。ドラフト1位右腕・平内へバトンを託したが、西川の右前打で二塁走者が生還し、今村は3失点目。試合前まで防御率0・92と絶好調だったが、この日は本来の投球を見せつけることができなかった。

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