【J3岐阜】柏木陽介が反省だらけの新天地デビュー「負けたのは自分のせい」

柏木陽介

浦和で規律違反を犯してJ1浦和を退団したJ3岐阜の元日本代表MF柏木陽介(33)が25日、アウェーの富山戦で新天地デビュー。0―1の後半11分にピッチに投入されるとトップ下のポジションから得点に絡む仕事を期待されたが、試合はそのまま敗れ、チームは今季初黒星を喫した(3勝1敗1分け)。

柏木は「久しぶりにピッチに立てたのはよかったが、プレーは自分のよさを全く出せないまま試合が終わったし、ミスも多かった。まだゲーム勘だったり、チームになじんでいくというところはまだまだ足りていない。負けたのは自分のせいと言っても過言ではない」と課題を口にした。

もちろんこのまま終わるつもりはない。この日も声援を送られるなどサポーターからも温かく迎え入れてくれただけに「このような状況でチームに受け入れてもらってピッチに立ったときに温かい弾幕も出ていたし、自分も頑張らないといけないと思った。J2昇格をもぎ取って一緒に喜んで岐阜を盛り上げていきたい」と語った。

柏木は、浦和在籍時の2月の沖縄キャンプ中に新型コロナウイルス対策の一環で禁止されていたにもかかわらず、飲食店を貸し切って外食に及んだ。浦和からは厳重注意と罰金、トレーニングへの参加禁止処分を受けた後、同クラブを退団していた。

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