宮銀SDGs私募債 4社分引き受け計6億5千万円 CSR型は8社

 宮崎銀行は23日、4社が発行した「みやぎんSDGs応援私募債(愛称・With未来)」計6億5千万円を引き受けたと発表した。
 同私募債は企業のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを応援するもので、同行が引受手数料の一部を活用。日本赤十字社県支部など7団体へ3、9月末に金銭を寄付する。
 発行した4社の名称と本社所在地、発行額、取り組み内容は次の通り。詳細は同行ホームページで。

▽山内システム(延岡市、山内浩二社長)
 5千万円、校舎を活用した新事業所開設による地域雇用の拡大
▽増田工務店 (高鍋町、増田秀文社長)
 1億円、健康経営優良企業への認定や献血への協力で地域医療に貢献
▽中村ガーデン(門川町、金丸昭一社長)
 1億円、木質チップをバイオマス発電に活用
▽アートホーム(鹿児島市、元山豊一社長)
 4億円、太陽光発電設備への投資などクリーンエネルギー普及への貢献

CSR型は8社

 宮崎銀行は23日、8社が発行した「みやぎんCSR型私募債(愛称With)」計5億9千万円を引き受けたと発表した。発行した8社の名称、本社所在地と発行額、寄付贈呈先は次の通り。

 ▽アルファ(宮崎市、西田俊明社長)
 5千万円、延岡市
▽みゆき学園(都城市、中村壽秀社長)
 1億円、都城市
▽ヒカリエンタープライズ(都城市山之口町、下西春吉社長)
 3千万円、都城市・山之口中
▽フォレストリーダーにちなん(日南市、川﨑宏文社長)
 3千万円、宮崎福祉医療カレッジ
▽門川クリーン(門川町、中島聖智社長)
 8千万円、未定
▽アグテック(新富町、礒部良太社長)
 5千万円、新富町
▽園田建築(同、園田英充社長)
 5千万円、同
▽徳永薬局(東京都稲城市、徳永愛子社長)
 2億円、未定

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