広島・栗林 12試合連続無失点「リリーフのミスはリリーフで取り返せたらいいなと」

9回先頭の若林を空振り三振に仕留め、雄叫びを上げる栗林

ルーキーらしからぬ存在感を見せている。広島の栗林良吏投手(24)が25日の巨人戦(東京ドーム)で9―1の9回に登板。若林、丸、岡本の巨人の中心打者を3者連続三振とし、8セーブ目を上げた。

栗林はこれで12試合連続無失点。ドラフト制後では2019年にソフトバンクの甲斐野が記録した新人最多の13試合連続無失点まであと1試合に迫った。この日の試合は一時6点と大差をつけた試合だったが、同じ新人の森浦と大道、そして塹江が打ち込まれ同点に追いつかれた。

9回に菊池涼の犠飛で1点を勝ち越し、守護神・栗林が登板。ルーキー右腕は「リリーフのミスはリリーフで取り返せたらいいなと思ってマウンドに上がったので、今回はこうやって自分が助ける形になって抑えられて良かった」と笑顔を見せた。

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