「料理の鉄人」でブレークした神田川俊郎さん死去 新型コロナウイルス感染による肺炎で

神田川俊郎さん

「料理の鉄人」でブレークした関西料理界のドンと呼ばれる神田川俊郎さん(本名・大竹俊郎)が25日未明、大阪市内の病院で新型コロナウイルスによる肺炎で急死していたことが関係者の取材で明らかになった。81歳だった。

関係者によると神田さんは16日に自宅で倒れて病院に緊急搬送された。新型コロナウイルス感染と診断され、人口心肺装置ECMO(エクモ)での治療を受けていたが、24日にエクモが外され、一安心した矢先に急変したという。

神田川さんは大阪・北新地に4店舗を構える料理実業家だった。90年代にはフジテレビの人気料理バラエティー番組「料理の鉄人」に関西料理界のドンとして出演。中華の鉄人と言われた陳建一さんや和食の鉄人と呼ばれた道場六三郎さんらと、数々の名勝負を披露した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社