荒磯親方が見る横綱の人となり「第65代横綱・貴乃花」の場合は?

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東海ラジオ『荒磯親方 横綱人生道』(月19:00~19:15)は、第72代横綱・元稀勢の里の荒磯親方が、相撲道で培った人生観、さらに幅広く、横綱の人生道を大いに語る番組。4月19日の放送では、荒磯親方が見る「横綱の人となり」で「第65代横綱・貴乃花」を取り上げた。

荒磯親方にとって、横綱・貴乃花は「子供の頃のあこがれの存在」だったようだ。「立ち居振る舞い、土俵入りの威風堂々とした姿、まさに、これが横綱という感じだった」とのこと。荒磯親方が見た、その強さについては「(貴乃花が)寄り切るときに、相手は、まだ体(たい)が残っている状態で、もう駄目だと思ってあきらめて、自分から後ろに下がって土俵を割ってしまう。そういう相撲が結構多かった」と振り返った。

荒磯親方自身も、その相撲を目指して四つ相撲を取ったということだが「やっぱり、どうしても、相手が力を抜いて諦めてしまうような寄り身は、完璧でないとできない。腰の当て方、肩の使い方、腕の角度、そういう部分は、かなり自分もこだわってやっていたが、難しかった。それを貴乃花関は、いとも簡単にやってしまう。すごかった」と、横綱・貴乃花の強さについて解説した。

そして、荒磯親方が、横綱・貴乃花から学んだことを、改めて聞かれると「引き付けられる魅力、何を考えているのかわからない。すべてが気になってしまう。どういうものを食べているのか、どういう私生活を送っているのか、気になってしまうぐらい。横綱のことを知りたいと思うような、謎が多いというイメージ」として「(自分も)今はこうしてベラベラしゃべっているが、現役のときは、しゃべらず、何も明かさない。そういうところを真似していた。それが、横綱・貴乃花から学んだところ」話した。

荒磯親方 横綱人生道

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜 19時00分~19時15分

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