人馬一体、白熱のレース 相馬野馬追春季競馬が2年ぶり開催

観客が見守る中、2年ぶりに開催された春季競馬=25日午後、南相馬市・雲雀ケ原祭場地

 相馬野馬追振興春季競馬大会は25日、南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地で開かれた。カラフルな勝負服に身を包んだジョッキー姿の騎馬武者が迫力満点のレースを繰り広げた。

 野馬追出場者の技術向上を目的に、相馬野馬追執行委員会が毎年春と秋に開催している。昨年の春季競馬大会は新型コロナウイルスの影響で中止となったため2年ぶりの開催となった。

 大会には17頭が出走、予選と決勝など9レースを行った。レースでは騎馬武者たちが人馬一体となって白熱したレースを展開した。1着馬決勝レースでは、本間隼人騎手・馬主(小高郷)のプチューン号が優勝した。

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