社民秋田県連が分裂 立民合流組、新組織を設立

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 立憲民主党への合流を目指す社民党秋田県連の党員らでつくる政治団体「社民フォーラム秋田」が25日、発足した。党員約300人のうち、約150人がフォーラムへの参加意向を示している。一方、合流を拒否する党員による「社民党を存続させる会」は同日、県連組織を維持する方針を確認。約60人が県連に残る意向で分裂が決まった。
 フォーラムは同市で総会を開き、約50人が出席。会長に石田寛前県連代表を選出した。石田会長は「格差を是正するには自公政権を倒すしかなく、それには野党第1党を強化するしかない」と強調した。
 来賓の立民県連の緑川貴士代表は「二大政党が政治に緊張感をもたらす。政権交代が可能な状況を一刻も早くつくる」と訴えた。
 総会に先立ち社民県連は定期大会を開催。3月に実施した党員意向調査の結果を報告し、「県連に残る」と「フォーラムに移り立民に入党」がともに19%、「フォーラムに移るが立民入党は未定」が29%、「離党」が33%だった。
 同市で代表会議を開いた存続させる会は、社民県連の新代表に、会の石川ひとみ県議が就く人事案を内定。5月15日に同市で県連大会を開くことも決めた。石川県議は「残りたいという党員の思いを受け止め、社民として政治活動を続けていく」と語った。