Wソックスが序盤の猛攻で快勝 有原は2回5失点でKO

【レンジャーズ4-8ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

メジャー最初の4先発で2勝1敗、防御率2.21と好投していた有原航平(レンジャーズ)だが、この日はコマンドの不安定さが目立ち、初回から四球を連発。2イニングを投げ切るのに70球を要し、被安打6、奪三振0、与四球4、失点5という自己最悪の内容で今季2敗目を喫した。レンジャーズは3回までに8点を奪われ、1対8と大量ビハインド。6回表に3点を返すのが精一杯で、4対8でホワイトソックスに敗れた。

快勝したホワイトソックスは序盤に見事な猛攻を見せた。1回裏は二死1塁からホゼ・アブレイユの5号2ランで先制。デービッド・ダールの2号ソロで1点差に詰め寄られた直後の2回裏にはティム・アンダーソンのタイムリー二塁打、アダム・イートンのタイムリー三塁打、アブレイユの犠飛で3点を追加した。さらに3回裏にはニック・マドリガルの2点タイムリー三塁打とイートンのスクイズで3点を奪い、序盤3イニングで8得点。試合を優位に進めた。

ホワイトソックス先発のマイケル・コペックは5回87球を投げて被安打4、奪三振10、与四球0、失点1の好投を披露。2番手のジョナサン・スティーバーが一死も奪えず4連打を浴びて降板する誤算はあったものの、3番手のギャレット・クローシェは3イニングを3安打無失点に抑える好リリーフ。4点リードの最終回は4番手のホゼ・ルイーズが無失点に抑え、レンジャーズ3連戦のスイープを完成させた。

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