通話しながらATMを… 声掛けで特殊詐欺防ぐ/荒川郵便局(青森)、「優良店舗」第1号に

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感謝状を受けた安達局長(右から2人目)と大釜局長(同3人目)

 青森署(青山孝浩署長)は23日、特殊詐欺を未然に防いだ青森市の荒川郵便局の安達憲吾局長(50)と野内郵便局の大釜一成局長(57)に感謝状を贈った。また、特殊詐欺被害の増加傾向を受けて16日に警戒警報を発令した県警は、特殊詐欺被害防止対策優良店舗に荒川郵便局を県内で初めて認定した。

 同署などによると、20日午後3時前、携帯電話で通話しながら現金自動預払機(ATM)を操作していた60代女性の様子を不審に思い、この日荒川郵便局で勤務していた大釜局長が声を掛けた。来店時、女性は「今着きました」と電話の相手に話していたといい、「介護保険料の還付があると言われ、ATMに行くよう指示された」と説明したため、安達局長が近くの駐在所に連絡した。

 23日、青森署で青山署長が2人に感謝状を手渡し、県警の小田桐勝行生活安全部長が認定証を贈呈。安達局長は「感謝状と認定を励みに、さらに気を引き締めて積極的な声掛けをしていきたい」と話した。

 県警は今後も特殊詐欺被害を防いだ金融機関やコンビニエンスストアなどを優良店舗に認定。認定証を掲示してもらい、利用客や従業員に注意を促す。