ダ軍・バムガーナー 7イニング非公式ノーヒッター達成

ダイヤモンドバックスは敵地トゥルイスト・パークでのブレーブスとのダブルヘッダー(7イニング制)で2試合続けて先発投手が素晴らしいピッチングを披露。第1試合ではザック・ギャレンが6回裏一死までノーヒッターを継続して1安打完封勝利をマークし、第2試合ではマディソン・バムガーナーが7イニングを被安打0で投げ切った。ただし、7イニング制のダブルヘッダーでは延長戦になって9イニングに到達しない限り、ノーヒッターは公式記録として認定されないことになっており、バムガーナーの快投は参考記録扱いとなる。

第1試合はダイヤモンドバックスが5対0で勝利。スティーブン・ボートの3号2ラン、コール・カルフーンの2号ソロなどで着実に加点し、先発のギャレンがブレーブス打線をわずか1安打に封じた。ブレーブスのブライアン・スニッカー監督は「彼は3つの優れた球種をコマンドよく投げ分けていたし、ボールもよく動いていた。どの球種も狙い球の候補から外すことができなかった。いいボールを投げていたよ」とお手上げの様子だった。

第2試合ではバムガーナーが非公式ながらノーヒッターを達成し、7対0で快勝。ペイビン・スミスの2号ソロで先制し、その後もデービッド・ペラルタの3号2ラン、エドゥアルド・エスコバーの7号ソロなどで得点を重ねた。バムガーナーは2回裏先頭のオジー・オルビーズに遊撃ニック・アーメッドのエラーで出塁を許したが、次打者トラビス・ダーノウを併殺打に打ち取り、最少打者数の21人で7イニングを投げ抜いた。7回98球を投げて被安打0、奪三振7、与四球0とほぼ完璧なピッチングだった。

なお、9イニング未満のノーヒッターは1901年以降26度達成されており、2006年10月1日(現地時間)のデバーン・ハンサック(レッドソックス)が雨天コールドにより5イニングで終了した試合で達成して以来15年ぶりとなった。

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