第4週の週間MVP アはガルシア、ナはタティスJr.とバムガーナー

日本時間4月27日、2021年シーズン第4週の週間最優秀選手(週間MVP)が発表され、ア・リーグはアドリス・ガルシア(レンジャーズ)、ナ・リーグはフェルナンド・タティスJr.(パドレス)とマディソン・バムガーナー(ダイヤモンドバックス)が選出された。ガルシアは打率.333、4本塁打、9打点、長打率.875の好成績をマーク。タティスJr.はドジャース4連戦で大暴れし、バムガーナーはブレーブスを相手に7イニング制ダブルヘッダーの参考記録ながらノーヒッターを達成した。

ガルシアは日本時間4月20日のエンゼルス戦で今季2号アーチを放つと、同22日のエンゼルス戦で3号、同24日のホワイトソックス戦では4号と5号を連発。メジャー初本塁打(今季1号)から3号まで、3本連続でチームにリードをもたらす本塁打(勝ち越し弾または逆転弾)となっており、これは1979年のビリー・サンプル、2012~13年のジュリクソン・プロファーに続いて球団史上3人目の快挙である。週間MVPはキャリア初受賞となった。

タティスJr.は7試合で打率.385、5本塁打、7打点、4盗塁、9得点の活躍。5本塁打はドジャース4連戦の第2~4戦で放ったものであり、第2戦でクレイトン・カーショウから2本塁打、第3戦でトレバー・バウアーから2本塁打を放ち、2試合連続でサイ・ヤング賞経験者から2本塁打を放つという史上初の快挙を成し遂げた。週間MVPは自身2度目。パドレスからの選出はエリック・ホズマーとジョー・マスグローブに続いて今季早くも3人目である。

バムガーナーは日本時間4月26日のブレーブスとのダブルヘッダー第2試合に先発し、ヒットを1本も許さないまま7イニングを投げ抜いた。週間MVPを受賞するのはジャイアンツ時代の2015年以来6年ぶり2度目。なお、ダイヤモンドバックスはダブルヘッダー第1試合でザック・ギャレンが1安打完封をマークしており、ダブルヘッダーの2試合で相手チームを1安打以下に抑えた史上初のチームとなった。

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