ロイヤルズ 1999年以来22年ぶりの敵地4連戦スイープ

【ロイヤルズ3-2タイガース】@コメリカ・パーク

予想外の快進撃でア・リーグ最高勝率をマークしているロイヤルズは、タイガースとの接戦を3対2で制して5連勝。敵地コメリカ・パークでの4連戦をスイープし、敵地での4連戦スイープは1999年5月7~10日(現地時間)のツインズ4連戦(メトロ・ドーム)以来22年ぶりとなった。直近13試合で10勝3敗を記録し、開幕21試合で14勝7敗。これは2003年(17勝4敗)に次ぐ球団史上2番目の好スタートとなっている。

ロイヤルズは3回表一死からニッキー・ロペスがライトへの三塁打を放ってチャンスを作り、二死後にカルロス・サンタナが先制の5号2ラン。先発のブラッド・ケラーが3回裏にミゲル・カブレラ、4回裏にはグレイソン・グライナーにタイムリーを許し、2対2の同点に追い付かれたが、5回表にジャロッド・ダイソンの二塁打とロペスの送りバントで一死3塁とし、ウィット・メリフィールドの犠飛で勝ち越しに成功した。

開幕4先発で防御率12.00と打ち込まれていたケラーは、8安打を浴びながらも6回2失点の粘投。7回以降はスコット・バーロウ、グレッグ・ホランド、ジョシュ・スターモントとつなぎ、1点差で逃げ切った。ロイヤルズは今季1点差ゲームで無傷の6連勝。7回終了時点でリードしていた試合は58試合連続で勝利しており、これは現在継続中の記録ではメジャー最長となっている。

マイク・マシーニー監督は春季キャンプで「我々は勝つためにここにいる」と話していたが、その言葉は今季、現実のものとなるかもしれない。

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