吉村大阪府知事が職員332人の会食ルール違反を謝罪「厳正に対処したい」 

吉村洋文・大阪府知事

大阪府の吉村洋文知事(45)が27日、府庁で報道陣の取材に応じ、3月1日~4月6日の期間中、府の職員332人が、府の要請に違反して会食を行っていたことを明かした。

府は同期間、大阪市内の飲食店に営業時間の短縮を求め、会食は4人以下、会話の際はマスクを着用するよう求めていた。

吉村氏はまん延防止等重点措置適用後の7日、府の職員の会食の実態調査を指示。職員1万人を対象に聞き取り調査を行ったところ、72件、332人の職員のルール違反が判明した。「ルールに反し会食を行っていた。府民の皆様に深くおわび申し上げます」と謝罪した。

ルール違反の数を「多いと思う」とした上で「府の職員はお願いする側。(大人数で)会食したり、時短要請無視は許されない行為。厳正に対処したいと思う」とペナルティーを科す考えを示した。

職員のルール違反は大阪市でも発覚している。3月1日~4月4日の間にルールに反した会食が200件以上、出席していた職員は1000人を超えていた。

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