野村HD、損失3千億円超

米顧客との取引で、業績に打撃

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野村ホールディングスのロゴ=2015年(ロイター=共同)

 野村ホールディングス(HD)は27日、2021年3月期連結決算で、米顧客との取引に絡み、2457億円の損失を計上したと発表した。22年3月期にさらに約5億7千万ドル(約620億円)を見込み、損失は計3千億円超に膨らむ。21年3月期の純利益は前期比29.4%減の1531億円となり、業績への大きな打撃となった。

 顧客は米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントとみられ、取引は3月に発生した。野村は損失の恐れがあると明らかにしていた。取引に関連する残高は、既に97%の処理が完了しているという。