〝久保建英のライバル〟ビニシウスが移籍を拒否 Rマドリード補強に影響か

RマドリードのFWビニシウス(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードでU―24日本代表MF久保建英(19)のライバルと言われたブラジル代表FWビニシウス(20)が今オフの移籍を拒否したと、同国メディア「デフェンサセントラル」が伝えた。

同メディアによると、ビニシウスは「世界最高のチームであり、ここにいることができてとてもうれしい。誰もが私を愛し、サポートするためにできる限りのことをしてくれている」とし「以前よりも成熟しています。レアル・マドリードでプレーし続け、タイトルを獲得し、ゴールを決め、ファンに喜びをもたらしたいと思っています」とコメントしたという。

ビニシウスは、Rマドリードが今オフに獲得を狙うフランス代表FWキリアン・エムバペ(22)のトレード要員として同国1部パリ・サンジェルマンから指名されたと報じられており、今後の動向が注目されていた。しかし同メディアが「PSGの噂を終わらせる」と報じているように、チームでも確固たる地位を築きつつあることから、今オフにスペインを離れるつもりはないようだ。

ビニシウスは「私は毎日(監督のジネディーヌ)ジダン(48)から学んでいます。彼は素晴らしいコーチです。彼はまた大きな自信を与えてくれて、フィールドであらゆることを学べます」とも話しており、敬愛する指揮官のもとでさらなるレベルアップを実現させたい構えだが、Rマドリードの補強方針には大きな影響を与えそうだ。

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