エジプト、離婚増対策で講座開設

円満の秘訣「妻を大切に」

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エジプト北部カフルエルシェイクで開かれた結婚講座「マワッダ」の受講者ら=4月(エジプト社会連帯省提供・共同)

 離婚の増加に悩むエジプトで、政府が夫婦円満の秘訣を教える「結婚講座」を展開している。これまでに15万人以上が受講。児童婚など因習の排除や伴侶の選択、家事分担の重要性を教授してきた。男性優位の文化が残る社会で「妻を大切に」と訴え、将来の離婚の回避を目指す。

 結婚を重要視するイスラム社会にもかかわらず離婚は年間約20万件と、人口約1.2倍の日本の離婚数に匹敵。平均初婚年齢は女性25歳、男性31歳で、政府は晩婚化と見なしている。軍部を母体とするシシ政権は、独身者や離婚の増加が社会不安を招くと懸念し、2019年3月に同講座を始めた。