“街ブラ”へ美化推進 人通り増の「あみーろーど」

街路灯備え付けのプランターに多肉植物を植栽するなど美化活動に取り組む宮崎駅前商店街振興組合の野瀬慎太郎代表理事(右)ら組合メンバー

 宮崎市広島2丁目の宮崎駅前商店街「あみーろーど」を美しく彩ろうと、同商店街振興組合(野瀬慎太郎代表理事、約50人)は通りの美化活動を進めている。老朽化した道路沿いのプランター約50個を昨年末に撤去。新たに多肉植物を植え付けたところ、SNSに写真をアップする人もいるなど好評という。
 同組合は春と秋の年2回、プランターにパンジーなどの花を植えていたが、開花時期以外は殺風景で、ごみが入れられるなどしていた。昨年秋にJR宮崎駅前にアミュプラザみやざきが開業し人通りも多くなったことから、美化活動に着手した。
 古いプランターを撤去し、今年3月に街路灯13基の備え付けプランターにセネシオなどの多肉植物を植え付け。空間が広がり通りやすくなり、多肉植物が年間を通して彩りを添えることで、商店街が美しく生まれ変わった。
 組合にはアミュを運営するJR宮崎シティも加入し、4月からオブザーバーとして理事会に出席。野瀬代表理事(42)は「美化活動のほかイベントなどでも連携し商店街の一層の活性化につなげたい」と話している。

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