上司のアウティングで労災申請

20代男性、精神疾患に

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 上司から性的指向を勝手に暴露(アウティング)されたことが理由で精神疾患になり休職に追い込まれたとして、東京都豊島区の会社に勤務していた20代男性が27日、池袋労働基準監督署に労災申請した。男性と男性を支援するNPO法人「POSSE」が都内で記者会見し明らかにした。

 厚労省などによると、アウティングは労災認定基準に明確な位置付けがない。男性は会見で「私と同じような人が泣き寝入りしないよう認定を勝ち取りたい」と訴えた。

 男性は昨年6月、アウティングを禁止する豊島区の条例に基づく申し立てをし、会社側と交渉して、昨年10月、会社側がアウティングを認めて和解した。