鷹・工藤監督、また四死球連発におかんむり 4投手で計219球「いかにコントロールがないか」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

先発の笠谷が3回3失点で降板すると、計4投手で219球を投げて11四死球

■日本ハム 7ー2 ソフトバンク(27日・PayPayドーム)

ソフトバンクは27日、本拠地PayPayドームで行われた日本ハム戦に2-7で敗れ首位から陥落した。先発の笠谷が3回4安打3四球3失点で降板すると、全4投手で計10四球。毎度の“四球禍”に工藤公康監督も「いかにコントロールがないのかというのがそのまま出ている」とおかんむりだった。

初回、笠谷が中田への四球をきっかけに渡邉への適時打で先制点を献上。3回も2死から近藤に四球を与えると、渡邉の右前安打、大田の2点適時三塁打で2点を追加された。2番手のスチュワートJr.も四球と死球が失点に絡んで4失点。3番手の高橋純も3つ、4番手の杉山も2つの四球をそれぞれ与えた。

笠谷は3回で70球、スチュワートは2回2/3を57球、高橋純は1回1/3で36球、そして杉山は2回で56球を投げた。4人で計219球も要しており、試合後の工藤監督も険しい表情を浮かべ「四球がキッカケで点を取られている。勝負していかないといけない。打たれることはあるので、いつも言うように、しっかり勝負していくと。足りないものは練習するしかないんですよ。4人の投手で200球を超えていると。これはいかにコントロールがないのか、というのがそのまま出ているということになる」とおかんむりだった。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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