本県梅雨時期 雨量20%増 気象庁「平年値」10年ぶり更新

 気温や降水量、天候の基準となる気象庁の平年値が10年ぶりに更新され、この30年間の本県の梅雨や台風シーズンの平均降水量(月別)が現行値から5~20%増えていることが分かった。直近10年間の気候変動が数字に表れた形で、識者は「梅雨や台風の時期に重大な災害が起きるケースが増えており、より気を付けてほしい」と警鐘を鳴らす。

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