『長野・信州の絶景が一望できる天空のサウナ』を作る!開始30分でクラウドファンディング支援額100万円を突破

長野県高山村山田温泉にある梅の屋リゾート松川館が「旅館の屋上に信州の絶景が一望できる天空のサウナを作りたい」との想いでクラウドファンディングに初挑戦をした結果、開始30分で目標金額の100万円を達成した。

屋上テラスから長野で有名な北信五岳、夜は世界第3位の星空、秋には紅葉100選に選ばれた紅葉を眺める…ここでしか見ることができない景色、ここでしか食べることができない食材をサウナで「ととのう」ことで忘れられない思い出にするという。

クラウドファンディングは、5/10まで実施中だが、終了前の5月8日土曜日に梅の屋リゾート松川館(長野県上高井郡高山村山田温泉3507−1)にてクラウドファンディングの支援者と天空のサウナオープン記念式を開催する。高山村と小布施町をバスで観光し、夜はサウナに入り高山村の美味しいご飯やワインなどを皆で食べる会になるそうだ。

※現在コロナウイルス蔓延による影響を考慮し少人数での開催

※サウナ記念会はライブ配信もする予定

Twitter

https://twitter.com/matsukawakan

Instagram

https://www.instagram.com/matsukawakan_sauna/?hl=ja

▼クラウドファンディングページ

https://camp-fire.jp/projects/416099/preview

以下で、今回のプロジェクトに対する梅の屋リゾート松川館からのメッセージを紹介する。

【コロナウイルスを受けて観光業の現状】

今回の新型コロナウイルスの影響を受け、私たちの旅館がある山田温泉の地域が全体的に大打撃を受けてしまい観光客が激減してしまいました。

この高山村山田温泉という地域は開湯200年以上の歴史があり

綺麗な風景、いい温泉、美味しい食事などここでしか体験できないことがたくさんある地域です。

「良いものを残したい」とこの地域で旅館を経営してきた先代たちの思いを後世に少しでも長く残すために

今回初めてクラウドファンディングを立ち上げました。

【なぜサウナなのか?】

サウナに入って「ととのう」を経験したことがない人にとっては何を言っているのかわからないと思いますがサウナ→水風呂→外気浴のサイクルを繰り返すことで脳科学的にも非常に特殊な状態である「ととのう」状態になります。

感覚が鋭くなり、頭のモヤがはれ

綺麗なものはより綺麗に、

美味しいものはより美味しく感じるようになります。

この状態を利用して、松川渓谷の紅葉、満点の星空、開湯200年の歴史のある温泉

この地域で取れたジビエ料理を食べたら・・・

このように、サウナを中心として高山村の観光を

200%楽しめるスタイルを思いつきました。

【今までの活動】

元々この高山村の山田温泉には祖父・祖母が住んでいて

昔から馴染みのある地域でした。

年々寂れていく山田温泉を見ているのが悲しく

3年前まで名古屋で会社の経営をしておりましたが

山田温泉の旅館を購入し、今までの会社の経営と旅館の再生事業に取り掛かりました。

最初はボロボロでお客さんも全然入らなかった旅館でしたが

お風呂の改装をし綺麗にしたり、さらには貸し切り露天風呂を作り年々旅館の売り上げは増加していきました。

しかし、去年からのコロナウイルス感染拡大の影響でお客さんの足が遠のきました。

当旅館だけならまだしも、山田温泉全体のお客さんの足が完全に遠のき、よく言えば、閑静な温泉街、悪く言えば、廃れた温泉街になってしまいました。

高山村を盛り上げようと、移住をしてきた身としては悲しい現実でした。

まだまだ高山村の知名度も低く、コロナ禍の中ではどうにもならない状態でした。

どうしたら、高山村のことをもっと知ってもらえるか?

どうしたら、お客さんに高山村を楽しんでもらえるか?

今回のプロジェクトはそんな問いに対する回答だと思っています。

サウナをきっかけに高山村を楽しんでいただけたらと思います。

【私たちが目指していること】

この活動をきっかけに

高山村をいろんな人に知ってもらえたら良いなと思っています。

実は私たちの旅館がある高山村は、綺麗な丘がある北海道の美瑛町と同じ「日本で最も美しい村連合」に加入しています。

「いいもの」は確かに、ここにはあるのです。

しかし、この記事を見ていただいた9割の方は高山村のことを知らないと思います。

スティーブジョブズが残した名言の中にこのような言葉があります。

『いくら素晴らしいものをつくっても、伝えなければないものと同じ』

この言葉を高山村に当てはめると、ほとんどの人の中には高山村は存在をしていないのです。

たかが「サウナ」かもしれませんが、私たちのサウナは高山村を楽しめるように設計されています。

サウナの後に食べるご飯も高山村で作られたものを中心に作っています。

サウナに入り、ととのうことで、先代たちが残してきた高山村を全身で感じていただきたいと思っています。

© 株式会社Zipang