延長戦廃止でホームラン競争で決着 米独立リーグが新ルール採用

MLBへの新たな潮流となるか(ロイター=USA TODAY)

米大リーグ機構と提携する独立リーグのパイオニア・リーグは27日(日本時間28日)に今季から延長戦を廃止して同点の場合はホームラン競争で勝敗を決める新ルールを発表した。

同リーグが公式サイトで発表したところによると、新ルールでは、9回を同点で終えた場合、「ノック・アウト」ラウンドとして、各チームが指名した打者が5球ずつ打って柵越えの本数で勝利チームを決定する。柵越えが同数の場合は次に指名された打者が、勝敗が決まるまでサドンデスで行うという。

延長戦の廃止は中継ぎ投手らの酷使を防ぐことが目的。同リーグでは代打、代走を送られた選手が再び、守備に就くことができる新ルールも採用する。新たな潮流となるか。

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