【五輪サッカー】韓国代表がオーバーエージで最強2トップ招集 

トットナムで活躍する孫興民(ロイター)

今夏の東京五輪に臨む韓国代表が、オーバーエージ(OA)枠としてFW孫興民(※ソン・フンミン=28、トットナム)とFW黄義助(ファン・ウィジョ=28、ボルドー)の最強2トップを招集する方針となった。

韓国五輪代表を率いる金鶴範(キム・ハクボム)監督が28日に会見を開き、本大会のメンバー編成方針を説明した。

韓国紙「スポーツソウル」によると、金監督は注目されるOAについて「11人の候補がいる。主に前線のポジションだ」としたうえで「孫が入っている」とA代表の絶対エースが有力候補になっていると明言した。

また、自らOA入りへの意欲を口にしている黄についても「とてもありがたいことだ。黄も候補リストに含まれている。OAは本当に必要な場所で使いたい」と語った。

孫は今季のプレミアリーグで4位となる15得点をマークしており韓国の絶対的エース。黄もフランス1部で11ゴールを挙げる活躍を見せている。東京五輪世代の韓国は攻撃陣に不安があるため、韓国メディアは揃ってこの2人がOAの最右翼と報じた。

東京五輪の1次リーグで強豪国不在のB組に入った韓国では金メダルへの期待が高まっている。OAで欧州でも決定力を見せる2トップの招集が実現すれば、森保ジャパンにとっても難敵となりそうだ。

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