JR東日本、民営化後初の赤字

5779億円、21年3月期

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昨年の大型連休時、閑散とするJR仙台駅の新幹線ホーム=2020年5月5日

 JR東日本が28日発表した2021年3月期連結決算は、純損益が5779億円の赤字(前期は1984億円の黒字)だった。1987年の国鉄民営化以降、初めて赤字となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で鉄道の利用客が減り、商業施設やホテルの事業も低迷した。

 売上高は前期比40.1%減の1兆7645億円と2年連続の減収。新型コロナで旅行や出張の需要が落ち込み、新幹線の運輸収入は前年の約3割にとどまった。在来線も在宅勤務の拡大などで約6割だった。

 鉄道設備やホテルなどの収益力低下に伴って固定資産の減損処理を行うなどし、1672億円の特別損失を計上した。