急展開!“紀州のドン・ファン”が生前語っていた「性」と「覚醒剤」

赤裸々に語っていた野崎さん

「紀州のドン・ファン」こと、和歌山県の資産家である野崎幸助さん(当時77歳)が平成30年5月、急性覚醒剤中毒で死亡した事件で、和歌山県警は妻だった須藤早貴容疑者(25)が殺人と覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕した。

野崎さんの不審死は、77歳という高齢ゆえに、心臓発作も疑われたが、司法解剖したところ、なんと覚醒剤成分が検出された。須藤容疑者を始め、家政婦や会社の従業員は任意で警察の事情聴取を受けた。

野崎さんは性行為にに強い執着を持つことを公言していた。それゆえ、覚醒剤を使用した性行為、いわゆる「キメセク」も疑われたが、この点に関して、野崎さんは過去のインタビューで「確かに、僕は1日中セックスのことしか考えていません。それがなくなったら、僕が僕じゃなくなります」とも話していたが、薬物使用の性行為に関しては「とんでもないです」と強く否定。

続けて「僕はバイアグラとか薬は使わない。そういうのはしない。自然です。もちろん、覚醒剤とかは使用したこともありません」と言い切っていた。

野崎さんを良く知る人物も「そういうウワサはまったくなかった。それだけに覚醒剤で死んだというニュースには『確実に誰かに盛られたな』と確信していた」と話す。

今後は野崎さんの体内から出た覚醒剤について、同容疑者に詳しく話を聞く。入手ルートは解明されるか。

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