【大相撲】翔猿「僕も頑張ろうと」 池江璃花子の五輪代表入りに刺激 同じ東京・江戸川区出身

稽古で汗を流した翔猿(左)

大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)を控えた28日、幕内翔猿(29=追手風)が電話取材に応じ、競泳女子で東京五輪出場を決めた池江璃花子(20=ルネサンス)から刺激を受けたことを明かした。

翔猿はかねて自身と同じ東京・江戸川区出身で、白血病から完全復活を目指す池江に敬意を抱いており、今月の五輪代表選考会でリレー2種目の出場権を獲得したことには「めちゃくちゃ感動しましたね」と感想を述べた。

結果はもちろん、泳いでいる姿もチェックしたようで「すごかったですね。僕も頑張ろうと思いました」。普段から他のスポーツにも興味を持つ翔猿だが「やはりケガなどではい上がってきたのを見るとすごいなと思います」と、アスリートの“復活劇”には胸を打たれるという。

この日は小結大栄翔(27)ら部屋の関取衆と約15番取った翔猿は夏場所に向けて「上位戦で引っかき回せるように。お客さんを楽しませられるように頑張ります」と意気込みを語った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社