西武・栗山“値千金”1号勝ち越し弾! 平良が8回のピンチをしのいだ直後に

西武・栗山

西武の“絶対的セットアッパー”平良海馬投手(21)が8回一死三塁の絶体絶命ピンチを無失点に切り抜け13試合(12回1/3)連続無失点を継続した。

平良の出番は2―2の同点で迎えた8回、先発・今井の後を受けた2番手としてだった。

先頭の荻野に左翼線に落ちる二塁打を許し、マーティンの進塁打で一死三塁のピンチを背負う。

このどうしても三振が欲しい場面で平良は3番・中村奨を3球で1―2に追い込む。そして最後は内角いっぱいに156キロストレートをズバリ。中村奨のバットが狙い通り空を切り、続くパ・リーグ打点王・安田を内角カットボールで二ゴロに打ち取り三塁走者の生還を阻止した。

その奮闘に応えるように、その裏、ミスター・ライオンズ、栗山巧外野手(37)が唐川から値千金の1号勝ち越しソロ。平良の力投が呼び込んだ勝ち越し弾だった。

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