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スペイン1部バルセロナが6月で契約満了となるアルゼンチン代表リオネル・メッシ(33)の契約延長に一歩前進したと同国紙「アス」が報じている。
同紙は、地元テレビ局「TV3」の情報をもとに、実父で代理人を務めるホルヘ・メッシさんが、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長(58)と会談したと報道。その上で「メッシはバルサのユニホームを着続けることに一歩近づいていると言える。クラブが監査を受けているため、まだ具体的な金銭的オファーはない」と伝えている。
同紙によると、メッシ側はクラブの財政難を考慮し、現年俸の50%カットを受け入れるという。残りは契約が終了するまでに支払われる見通し。また、メッシ側はバルセロナで今後2シーズンプレーした後、米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミでプレーするとし、帰国後までバルセロナとのつながりを残すため、クラブアンバサダーとしての地位を維持することを求めた。
「ラポルタ会長が就任する前からはっきりしていることは、メッシを続けさせたいということ。クラブを財政的に回復するためのブランドイメージでなければならないと考えている」と伝えており、なんとしてもメッシとの契約延長を実現させたい構えだ。