「ゆたぼんは父親の操り人形」は誤り! つぶさに観察した〝少年革命家〟の挙動

物議醸すゆたぼんの主張

〝少年革命家〟でユーチューバーのゆたぼん(12)の中学校不登校宣言を巡って、ネット上では激しいバトルが繰り広げられている。ゆたぼんは父親の中村幸也氏(41)の〝操り人形〟との批判が絶えないが、「ゆたぼんパパはゆたぼんを操れないどころか、むしろ使われている!」との証言をキャッチした。

不登校発言を巡って、否定派の筆頭論客に立つのは元2ちゃんねる管理にのひろゆき氏(44)。「子供をダシにした動画でしかお金稼ぎが出来ない無能が再生数のために子供から教育と学歴を取り上げている」とゆたぼんではなく、父親の中村氏に照準を絞って、猛批判している。

「私も最初にゆたぼん親子を見た時は父親の操り人形だと思った」と話すのは素人格闘技大会「hatashiai」のプロデューサーを務める古賀真人氏(42)だ。

古賀氏は2年前に特別企画として、討論バトル「hanashiai」(話し合い)で、出版プロデューサーの箕輪厚介氏(35)とゆたぼんをマッチメーク。以後、ゆたぼん親子と懇意にしている。

「ゆたぼんは子供にしてはセリフが達者過ぎるので、最初はオヤジの言われた通りに演じていると思ったんです。ところが、すぐに違うと分かった。何度も撮影しているが、ゆたぼんは一人で部屋から出て、自分で話すことを〝編集〟しているんです。テレビ番組でオヤジは『僕よりも息子の方が優秀』とうつろな目で言っていたが本当ですよ。オヤジはゆたぼんを操るどころか、マネジャー役でしかない(笑い)」(古賀氏)

ひろゆき氏を「本当にクソだと思う」と酷評したNHK党の会見でもゆたぼんは父親の指図を受けることなく、カメラを黙々とセッティング。名刺を持って、記者らと挨拶を交わし、一人で撮影を始めれば、会見にも臆することなく、飛び入り参加していた。

「オレに『学校行って』と言ってくるけど、学校に行くか行かへんかは自分で決める権利があるねんな。親もそう。子供が行きたくないと言っているのに無理やり行かせる義務はないねん」とゆたぼん。「父親の操り人形ではないか?」とゆたぼんに尋ねるのは愚問のようだ。

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