エンゼルスが1点差逃げ切り 大谷は二塁打1本で4の1

【エンゼルス4-3レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

エンゼルスは初回にアンソニー・レンドンとホゼ・イグレシアスの2点タイムリーで一挙4点を先制。先発のアレックス・カッブが2回6安打3失点で降板する誤算こそあったものの、リリーフ陣が残りの7イニングを2安打無失点に抑え、1点差で逃げ切った。22歳の新人右腕、クリス・ロドリゲスは2番手として3回裏から登板し、3回1/3を1安打無失点に抑える好リリーフ。メジャー2勝目(0敗)をマークした。

レンジャーズ先発のデーン・ダニングに対し、エンゼルスは1回表に一死満塁のチャンスを作り、レンドンが先制の2点タイムリー。二死2・3塁となったあと、イグレシアスにも2点タイムリーが飛び出し、先発のカッブに4点の援護をプレゼントした。しかし、カッブは1回裏にネイト・ロウのタイムリーで1点を返されると、2回裏にもウィリー・カルフーンのタイムリーなどで2失点。ジョー・マドン監督は早々にカッブを諦め、4人のリリーバーによる継投で1点のリードを守り抜いた。

エンゼルスの大谷翔平は定位置の「2番・DH」でスタメン出場し、4打数1安打。1回表の第1打席はサードへのファウルフライに倒れたが、2回表の第2打席で左翼フェンス直撃の二塁打を放った(ビデオ判定の末、本塁打は認められず)。5回表の第3打席はセカンドゴロ、7回表の第4打席は空振り三振に倒れ、今季の打率は.284、OPSは.959となった。

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