小池都知事の元秘書が「BBQやキャンプまで自粛要請」の真意を解説

小池百合子都知事

緊急事態宣言下でのゴールデンウイークが29日から始まった。小池百合子東京都知事は前日28日に会見を開いてGW中のステイホームを訴えたが、反発が大きい。

小池氏が特に問題視したのが路上飲みだ。「路上飲みは絶対にやめていただきたい。だんだん声が大きくなって飛沫が飛ぶ。これは河原のバーベキューでも言えることです」とした上で、バーベキューやキャンプなどの屋外レジャーでも感染拡大につながるので控えてほしいと訴えた。

これがキャンプ自粛要請と受け止められている。ツイッターでは「そこに密があるのか?」「ソロキャンまで規制すんなよ」と反発が広がっている。

小池氏の真意はどこにあるのかについて、元小池氏の秘書で都議会議員の尾島紘平氏が29日、ツイッターで解説している。「小池知事のキャンプ自粛要請、その心は『店で飲むのは怖いけど、屋外なら大丈夫だろう』とキャンプやバーベキューに出かけての感染事例が実際に増えているから」と感染例があることを指摘。

続けて「その意味で、路上飲みや公園飲みと同じくやめてくださいということかと思います。趣味のソロキャンプなどは楽しんでいただいて良いのでは」と、必ずしも一律に自粛を求めているわけではないとした。

1人キャンプはいいが、路上飲みの延長としてのキャンプはやめてほしいというわけだ。

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