ボクシングの元世界4団体王者の高山勝成(37=寝屋川石田)が、5月8日(日本時間9日)に米テキサス州アーリントンでWBO世界ライトフライ級王者のエルウィン・ソト(24=メキシコ)に挑戦する試合の契約が正式に締結したことを29日に陣営が発表した。
当日の興行はWBAスーパー、WBC世界スーパーミドル級統一王者の「カネロ」ことサウル・アルバレス(30=メキシコ)対WBO同級王者ビリー・ジョー・ソーンダース(31=英国)の3団体王座統一戦がメインで行われる。
会場のAT&Tスタジアムでは約6万人の観客動員が見込まれており、高山は「大観衆の前で戦うことを楽しみにしています。」とコメント。発表から試合までわずか9日という、異例のスケジュールにも「現在の仕上がりに関しては、極端に短期間なので何とも言えませんが、今出来る準備を行っています。この世界タイトルマッチに勝利してLフライ戦線に乗り込む決意です」と意気込みを示した。
今後は5月3日に渡米して試合に備える。