西武のドラフト4位ルーキー・若林楽人外野手(23)「ザ・キャッチ」で試合を引き締めた。
29日のロッテ戦(メットライフ)に若林は「9番・中堅」でスタメン出場。21日のオリックス戦(京セラ)、第3打席以降から続く19打席連続無安打は2回、第1打席の中飛で20打席に伸び、迎えた5回の第2打席で四球を選び安打ではないが、実に20打席ぶりの出塁をした。
ここで若林はスパンジェンバーグの打席で8試合ぶりとなる二盗を成功させ、パ・リーグトップの盗塁数を「10」に伸ばした。
その勢いのまま6回の守備に就いたルーキーは先頭、井上の中前に上がった浅い飛球に猛チャージをかける。イチかバチかのフライを追って追って、最後はスライディングをしながら突き出したグラブに打球が引っ掛かるファインプレー。守備で2―5と劣勢のチームを盛り立てた。