マシュー・マコノヒーらを”昭和の任侠映画風”に紹介 「ジェントルメン」極道紳士バージョン予告公開

”一流のワルたち”によるだまし合いを描いたガイ・リッチー監督の最新作「ジェントルメン」から、”昭和の任侠映画風”WEB限定予告編が公開された。

公開されたWEB限定予告編は、「極道紳士Ver.」と題されたもの。クラシック音楽の定番であるヴィヴァルディの「四季」の「春」にあわせ、立木文彦による上品なナレーションで始まる。だが、「巨大抗争が―勃発!」という荒々しい文字のテロップが現れると雰囲気は一変。「マリファナ王(百獣の王)」「王の右腕(頼れる相棒)」「チャイニーズ・マフィア(若きドラゴン)」と、“一流のワルたち”が紹介される。さらには「ボクシングコーチ(ジム経営)」や「私立探偵(ゲス野郎)」など、マフィアの世界には縁遠いと思われる曲者たちも描き出されていく。

「ロンドン仕切る、悪党・外道・顔役が、ヨッて、タカッて、悪だくみ」とテンポよく語られる立木文彦のナレーションも加わり、「ジェントルメン」ならぬ「極道紳士たち」の姿を映し出した予告編に、今回の映像を見たガイ・リッチー監督は「Amazing, Cool, Fantastic. I Love it!」」と絶賛のコメントを寄せているという。

「ジェントルメン」は、ガイ・リッチーの監督デビュー作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や知名度を上げた「スナッチ」と同じロンドンが舞台の犯罪映画で、ひねりを効かせたプロットと粋なセリフの応酬など、原点回帰とも言える作品となっている。「インターステラー」のマシュー・マコノヒーがミッキー役を務めるほか、「キング・アーサー」のチャーリー・ハナム、「クレイジー・リッチ!」のヘンリー・ゴールディングが出演。さらに、「ヒットマンズ・レクイエム」のコリン・ファレル、「フォー・ウェディング」のヒュー・グラントも出演する。

【作品情報】
ジェントルメン
2021年5月7日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
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