【シンガポール２９日発】ゴルフの米女子ツアー「ＨＳＢＣ女子選手権」（セントーサＣＣ＝パー７２）初日、渋野日向子（２２＝サントリー）は２バーディー、４ボギーと１ダブルボギーの７６。出場６９人中で〝ブービー〟の６６位タイだった。８アンダーの朴仁妃（３２＝韓国）が首位。
この日の渋野は１番で左２メートルにつけたチャンスを確実に決めてバーディー発進する。だが３番で３メートルのパーパットが右に切れてボギー。６、７番と連続ボギーの後、８番のパー５でダブルボギーを叩き、前半のスコアは４０となる。
１１番パー４では、グリーン奥からのアプローチを柔らかく打ったように見えたものの、花道まで転がってしまってここもボギー。１４番で４メートルを真ん中から決めて、ようやくこの日２つ目のバーディーがきた。
一時は最下位になったラウンドを「一番叩いちゃいけないところ（パー５）で叩いた」と振り返る。出場選手が少なく、予選落ちを気にする必要のない大会でのスタートダッシュを目論んでいたのとは真逆の出だしになってしまたが「明日はひとつでもまくれるように」と話していた。
