中日・根尾が2三振喫したチェンに脱帽「腕の出どころが見にくかった」

5回、空振り三振に倒れた根尾

中日・根尾昂内野手(21)が、日本球界で10年ぶりの勝ち星をマークした阪神・チェンに2三振とねじ伏せられた。

29日の阪神戦(バンテリン)に「8番・左翼」で先発出場。相手先発のチェンに2回二死二塁の第1打席は139キロ直球に空振り三振に倒れた。5回二死の第2打席ではワンバウンドしたスライダーに手が出てしまい、またも空振り三振に仕留められた。

2011年まで8年間、中日に在籍したチェンに対し、地元岐阜・飛騨市出身の根尾は「腕の振りが直球も変化球も同じで、出どころが見にくかった」と脱帽した上で「子どものころから見ていた投手ですので打ちたかった」と悔しがった。

与田監督もチェンの投球について「ある程度、甘いボールはきていたと思うが、やっぱりタイミングがちょっと外されてうまく打てなかった」とメジャー経験左腕の投球術に感服させられていた。

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