本田圭佑獲得報道のマレーシアで早くも入団フィーバー

本田圭佑

アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーの元日本代表MF本田圭佑(34)の獲得報道が出たマレーシアで早くもフィーバーが起きている。

アゼルバイジャンメディア「スポーツインフォ」が、本田にマレーシアから獲得オファーが届いたと報道。「スーパーリーグのセランゴールが獲得に興味を持っている」と同国で国内最多32回の優勝を誇る名門が獲得に乗り出している現状が明らかになった。

こうした状況に、マレーシアではフライングで〝本田フィーバー〟が湧き起こっている。同国メディア「アリーナボラセパク」は「マレーシアリーグでは5月3日から30日まで移籍市場が開く。ビッグネームが来る可能性が出ており、元ACミランの本田をセランゴールが狙っている。レッドスター(セランゴールの愛称)がチームを強化するために積極的に獲得を目指している」と報じた。

また同国メディア「ゾンボラ」は、本田がセランゴールのユニホームを着用した合成写真を掲載するなど早くも入団に期待。「セランゴールのGM補佐を務めるナザブ・ヒザンは、本田へのオファーの話を把握している」と本田獲得の機運が高まっている。

本田はネフチ・バクーと今季終了までの契約を結んだが、シーズン最終節は5月19日で残り4試合。目標とするオーバーエージ(OA)枠での東京五輪代表入りへ向けて最後のアピールを行う場として、現地ではネフチ・バクー退団後にシーズン真っ只中のマレーシアにやって来る可能性があるとみられているようだ。契約期間の関係で移籍金が発生するようならば、セランゴール側は400万リンギット(約1億円)とみられる移籍金も支払う用意があるという。

熱烈なラブコールを受ける本田がサプライズ移籍を決断するのか注目が集まる。

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