脳科学者の茂木健一郎氏(58)が29日、ツイッターを更新。新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長(71)の発言に苦言を呈した。
茂木氏は、尾身会長が28日に行われた衆院厚生労働委員会で東京五輪・パラリンピックの開催について「組織委員会など関係者が感染のレベルや医療のひっ迫状況を踏まえて、議論をしっかりやるべき時期に来ている」と発言していたことに言及した。
ツイッター上で同発言に「尾身会長が開催を慎重に検討すべきとまるで理性の声扱いだけれども、検査体制、ワクチン接種が発展途上国以下、劣等生以下の惨状になった責任の一端は間違いなく尾身さん」と指摘。
さらに「何をしらじらしくという印象。五輪は犠牲者」と尾身氏を責め立てた。