SKE・松井珠理奈が卒業公演「ファンの方が支えてくれたからここまでこれた」

松井珠理奈(2021 Zest,Inc.)

SKE48・松井珠理奈(24)の卒業公演「本当に珠理奈はSKE48から卒業できるのか?」が29日、名古屋市内のSEK48劇場で行われた。

この日の出演メンバーは珠理奈と派生ユニット「ラブ・クレッシェンド」のメンバー6人(江籠裕奈=21、熊崎晴香=23、松本慈子=21、菅原茉椰=21、井上瑠夏=19、野村実代=18)だったが、主役の珠理奈が登場したのは何と開演から約50分が経過した後。6人のメンバーがそれぞれソロで楽曲を披露した後に珠理奈がステージに現れ、前田敦子(29)のソロ曲「タイムマシンなんていらない」を歌った。

「こういう場でソロで歌う経験はすごく大事で、自分はソロをやらせていただく機会があって力がついたと思う。今日もソロやったことがないメンバーに初めての経験をしてもらえたことがうれしかったと思います」

体調が万全でなかったこともあり、この日の卒業公演で珠理奈が歌ったのは全14曲中、4曲だけだったが、2008年のSKE結成以来、グループを支え続けてきたメンバーだけにステージ上ではさすがの存在感。

「卒業発表してから(イベントに)他のメンバーのファンの方が来てくれることが多いんですけど、『SKEを好きになったきっかけは珠理奈なんだよね』と言ってくれる人が多くて、自分が何かのきっかけになれたんだというのがSKEに入って良かったことだと思えるようになりました。松井珠理奈はファンの方が支えてくれたからここまでこれたんだなとすごく感じます。本当にありがとうございます」という珠理奈には会場のファンから温かい拍手が送られた。

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