食で五輪盛り上げよう 神奈川・葉山でセーリングちなみ応援企画

企画したプロジェクトメンバーや参加店スタッフら=葉山町

 東京五輪で英国セーリングチームのホストタウンとなっている神奈川県葉山町で5月1日、食の力で近代日本ヨット発祥の地・葉山を盛り上げようと、「セイラーズトリート」と銘打った取り組みがスタートする。町と、同チームをサポートしている町民有志の「日英セーリングチーム応援プロジェクト」の共催で、8月31日まで。

 セイラーズトリートは日本語で「セイラーのおいしいもの」の意味。ヨットやセーリングなどスポーツや五輪をイメージしたり、これまでのキャンプ中に英国チームの選手らが食べたりした商品やメニューのうち、町内飲食店が考案した32品を町がセイラーズトリートと認定した。

 参加店は、パンフレットや町のホームページで確認できる。対象の品を食べて会員制交流サイト(SNS)に投稿した先着500人にアルミ製オリジナルボトル(320ミリリットル)をプレゼントする。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年予定していた東京五輪と英国チームの来日が延期。空白の時間に同プロジェクトメンバーが「今できることを」として企画した。

 町の担当者は「認定した店は町内全域にわたっており、一体となって盛り上げたい」と話している。問い合わせは同町政策課協働推進係電話046(876)1111。

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