「楽しめる江の島」PR 2代目ラッピングバスがデビュー 神奈川・藤沢

「いつでも楽しい」をコンセプトにした江の島ラッピングバス=藤沢市

 神奈川県藤沢市と同市観光協会、江ノ島電鉄は、江の島をモチーフにしたラッピングバスの新車両を導入した。

 新車両は「いつでも楽しい」をコンセプトに、車両右側面には夕日に包まれた光景、左側には晴天に海が輝く様子を描写。「春夏秋冬、一日中楽しめる江の島」をアピールしている。後部には同協会のホームページにつながるQRコードが添えられている。

 江の島ラッピングバスは2008年に導入され、新型車両は2代目。乗車定員は60人で、車両逸脱警報装置やふらつき警報機、衝突被害軽減ブレーキを配備するなど安全性に配慮した構造になっている。

 観光向けの貸し切りバスのほか、同協会による観光キャラバンのPR車としても活用する。同市の鈴木恒夫市長は「コロナ禍の中で、明るいニュース。『走る観光宣伝』として期待している」と話した。

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