レディー・ガガさんの愛犬誘拐事件で5人逮捕

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米アーティスト、レディー・ガガさんの愛犬2匹が今年2月にカリフォルニア州ロサンゼルスで強奪された事件で、警察は29日、5人を逮捕・訴追したと発表した。

ロサンゼルス市警は、18歳、19歳、27歳の男性3人を殺人未遂と強盗の容疑で訴追し、19歳の容疑者の父親(40)と、犬たちを事件の2日後に警察署へ届けた女性(50)を、殺人未遂の共犯として訴追したと明らかにした。

事件では2月24日夜、犬の散歩代行業者ライアン・フィッシャーさんが、レディー・ガガさんのフレンチブルドッグ「コージ」と「グスタヴ」をハリウッドの住宅地で散歩させていたところ、男性2人に銃撃され、2匹を奪われた。

フィッシャーさんは胸を撃たれて病院に搬送され、肺の一部を摘出する必要があったものの、その後、退院した。

レディー・ガガさんは犬たちの返還に、賞金50万ドル(約5400万円)を払うと呼びかけていた。

ガガさんの犬だと知らず犯行か

ロサンゼルス市警によると、訴追された男性4人はいずれも「ギャング構成員としての記録」があり、犬を届けた女性は容疑者の父親と交際中だったという。

調べによると、男たちが犬と歩くフィッシャーさんを襲った時点で、犬がレディー・ガガさんのものとは知らなかったようだという。事件当時フィッシャーさんは「コージ」と「グスタヴ」、さらにレディー・ガガさんの「ミス・エイジャ」の計3匹を散歩させていた。

調べによると、男たちが犬を強奪したのは、フレンチブルドッグという犬種が高額取引されるのを承知していたからだと見られる。

犯人たちは車でフィッシャーさんに近づき、半自動式拳銃でフィッシャーさんを撃ち、犬2匹を連れ去った。「ミス・エイジャ」は無事だった。

フィッシャーさんは事件後の3月、「ミス・エイジャ」が自分に生きる決意を与えてくれた「守護天使」だったとインスタグラムに書いた。

「パニックして悲鳴を上げながらも、彼女を見ていて次第に落ち着いた。彼女の小さい体の回りにたまっていく血は自分のものだと、次第に理解しながら」と、フィッシャーさんは書いた。

「なんとかそっとエイジャに腕を回して、これまで本当にありがとう、素晴らしい冒険をいろいろ一緒にしてくれてありがとうと話しかけた。きょうだいを守れなくてごめんねと謝って、あの子たちと自分を助けるためがんばると決心した」のだという。

(英語記事 Lady Gaga: Five arrested in dognapping case